さくらブログ

共働きと、初めての子育てなどの徒然。

産後、入院中の母乳不足が辛くて仕方なかった話

私は子供を保育園に入れるまではほぼ母乳メインで育てましたが、紆余曲折あり、生後半年までの育児の9割の悩みが母乳のことでした。常に母乳が足りないのではないかという思いと、母乳の出を止めないために何をしたらよいかということにとらわれ続け、母乳がじゃんじゃか出るようになればどれだけ育児が楽しくなるだろうなんて考えたりもしました。

入院中、子供は常にあまり機嫌が良くなくて、特に夜中は1時間かけてお世話と授乳をし、部屋に戻って1時間弱仮眠したらまた泣き声で起きるという日々でした。ほとんど寝られない夜間に加えて日中も指導やお見舞いやらで忙しくてあまり横にもなれず、私の精神はゆるやかに崩れていきました。
母子同室の相部屋だったのですが、他の子は2〜3時間に一度ふえふえと可愛らしく泣くだけで、1時間おきにまるで怒ったように泣く子供に「こんなに泣くなんて、私の事が嫌いなのかも」「癇癪持ちの子で、何か心に問題があるのではないか」と真剣に悩んだりもしました。母乳が足りていないという意識は、まだあまりありませんでした。

徹底的に母乳育児推奨の病院で、どんどん体重の減る子供にミルクを足すことになったのがようやく3日目か4日目くらいのことです。助産師さんは本当に優しく、気を遣って私を傷付けないような言い方でミルクを提案してくれたのですが、それがかえって「ミルク=残念なこと」のように思われ、また、入院中の一貫した母乳指導によって、ここであたかも試験の落第者になってしまったような感覚になりました。
これがまた本当〜に不思議なんですが、母親になって頑張って母乳育児をしていると「おっぱい足りないんじゃない?」と言う言葉はとても心に突き刺さるもので、お見舞いに来た両親に「ミルクを足すことになった」と報告したら「夜寝ないのはお腹が空いていたんだね」と(悪気なく)言われて、カッとなって言い返したりしました。で、両親が帰った後に「やっぱりその通りだ、お腹を空かせたままだったなんて、なんて可哀想なんだ、母親失格だ」と思って、また悲しくなりました。

ミルクは哺乳瓶ではなく小さなカップであげるよう指導されたのですが、飲み込みが上手くいかずにむせてしまった子供を抱いて、「母乳も十分にやれずこんなに咳こませて、私一体何やってるんだろう、こんな怒る子を、これからどうやって育てていくんだろう」とついに授乳室でぼろぼろと泣きました。思い返しても、ここが産後の暗黒期ピークのころです…。

多少の育児経験ができて今思うのは、子供があんなに頻繁に泣いたのは、やっぱり何よりお腹が空いていたのと、口寂しかったんだよなぁ、と思います。
「赤ちゃんが泣いていたら、まずオムツを確認して、泣き止まなければ授乳」を一心に守り、オムツが少しでも汚れたら交換していたのですが、ウンチじゃなければとにかくまずおっぱいをあげれば良かった。そうしたら泣く時間が短くなるから授乳室まで行かなくても部屋でサクッと授乳を済ませられたし、頻回授乳をすれば母乳量も増えるしで、母子ともにハッピーだったかもしれない。
それに「赤ちゃんが口を放すまでおっぱいをあげる」という教えを信じすぎ、おっぱいを口に含んでウトウトしてるだけの状態との違いが分からなかったので、授乳に時間をかけすぎてしまっていました。これも片側5〜10分程度でまだ欲しそうだったらもう一回ずつ飲ませるとかして、15分くらいで切り上げれば良かった。
あとはやっぱり添い乳をマスターする事が夜の安息への近道で、夜間授乳に悩んでいる人は是非助産師さんに安全な体勢を習ってほしいです。私は習ったものの片方の手で体を支え続ける変な格好しかとれず、逆に辛すぎたので入院中は一晩で止めました、でも正しい添い乳は決して辛い体勢ではないので、諦めないでほしいです。

そして何より、生まれたての子供がお母さんを嫌いだなんてことは絶対に無く、母乳はあげられたらあげた方がいいけれど、ミルクをあげることが母親失格だなんてことは絶対に、絶対に無い。こんなこと当たり前だし、書くこと自体がミルク派のお母さんに失礼なのかもしれませんが、私と同じように産後間もなく悩んだり泣いたりする人もいるかもしれないと思って、記録しておきます。
私は入院中に仲良くなった、二人目を産んだママ友が少し先に退院して「家は快適だよー!ミルク足せるっ!!」と(私の状況を知らずに)メールをくれて、ふっと心が軽くなったのでした。

もし仮に完全母乳育児を目指していたとしても、授乳を頑張っていたら数ヶ月のうちに母乳が軌道に乗ってくるから、最初のうち指示された必要量のミルクを足したからといって何ら悲しむことはないです。ひよこクラブ見ても2ヶ月目くらいから完母になったという人、沢山います!
そして今は保育園で日中はミルク、夜は母乳の生活ですが、ハイブリッド育児もスーパー便利だな…と感じています、夫に預けてお出かけできるから、今日無事に仮免の試験にパスしてきました!!私の子供は完母になってしばらく哺乳瓶を使わない期間が出来たら哺乳瓶を一切受け付けてくれなくなり、母乳の出が悪くなった際にノイローゼになりそうな日々が続いたため、もし二人目が生まれたら最初から母乳寄りの混合で哺乳瓶を使い続けて育てるつもりです。
ベビマで知り合ったママ友は、体調を崩した時に薬を飲まなければならず、それ以降完全ミルクにしたと言っていましたが、旦那さんとお酒を再開したりして楽しそうでした。

退院後もまた私の母乳不足との戦いは延々続くのですが、今日はこれで、おしまい。

横浜ベイクォーターのメモリアルリバースに参加してきました

今日はゴールデンウイークのスペシャルイベントとして横浜ベイクォーターで開催された、メモリアルリバースにちょこっと参加してきました!

メモリアルリバースとは、無数のシャボン玉を一度に発生させてその場の風景を変える現代アートで、大巻信嗣さんというアーティストの作品とのことです。ネットで開催情報を見てから、行きたいよーと夫にアピールしておきました。

会場は子連れファミリーでいっぱい。
スタートすると、それはもう予想以上に沢山のシャボン玉が舞い上がります。

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風がふわりと吹くと、あちらへ、こちらへとシャボン玉の大群が押し寄せます。ついついみんなシャボン玉の発生装置に近寄ってしまいがちだったけれど、少し離れて見た方が素敵だったかな。この写真ではいまいち伝えきれませんが、暑いくらいのお天気だったので、シャボン玉もいい感じにキラキラ。

ちょっと混みすぎで、人の間をぎりぎりシャボン玉が通っていく感じではありましたが、子供はもちろん、大人もみんな笑顔になるイベントでした。参加者の笑顔もアートの一部なんでしょうね、うちの子供も、不思議そうな顔でシャボン玉に手を伸ばしていました。時々指にあたって、パチン!となると、ニコニコ。

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まだ小さすぎて、こんな他愛ない1日のことはとても覚えていないだろうけれど、彼女の中に何か色付くものがあるといいな。見て、触って、感じて、五感を使うような、鮮やかな経験をたくさんさせてあげたいです。

ベイクォーターは駐車場が余裕がある感じでいいです、3000円のお買い物で1時間無料になり、そごうとも提携しています。機械式なのですが待合場所にベビーが遊べるスペースやオムツ交換可能なお手洗いが設置されているのもポイント高い。ボーネルンドで何か新しいおもちゃでも…と思ったけれど、今日は買わずじまいでカフェでお茶だけして帰ってきました。探し中の子供用の麦わら帽子も今回は購入を見送り。つばが広めの可愛いのはいくつかあったのですが、まだエルゴ移動が多いので被りにくいかなー。余談ですが、諸々の都合であまり高くない出産のお祝い(3000円とか、5000円とか)を探さなくてはいけない時は、ベイクォーターが結構使えそうです。

それにしても、もう夏のような気候ですね。出産してから暑さに特に弱くなり、もうノースリーブを着ています。真夏まで、持ちこたえられるかなぁ。


ゴールデンウイーク初日のお買い物

1日しか働いていないけれどゴールデンウイーク!まだ遠くへは行けないけれど、夫の誕生日もあるので、家族で楽しくのんびり過ごしたいと思います。

さて、今日は朝一で教習所へ行ってきました!第一段階の最後の項目(踏切の通過など)と修了試験を受けてよいかのみきわめで、寡黙な先生だからやたら緊張したー。S字で少しタイヤをあててしまい、一回右車線に入りそうになり、さらには安全注意不足も何度かあり、本当におまけで判子をもらいました。
安全注意不足は今まで殆ど無かったので、かなり落ち込んで自信消滅…。駄目だったところを家で復習して、なんとか修了検定をパスしたいところです。免許なんて果たして取れるのかしら、車を運転している人、みんなこの道を通ってきたなんて信じられない。免許学科の勉強もしなくちゃ〜。

家に帰ると子供が午前寝をしていて(保育園のリズムどおり!素晴らしい)、それから起きたてのご機嫌なところでアウトレットへお買い物へ。ようやく体型が戻りつつあるので、TOMORROWLANDで通勤用のパンツを三本、キャミソール、BEAMSオールインワンを購入。あぁ〜、頑張って働いて稼がねば。

話題になった「フランス人は10着しか服を持たない」、私はとても面白く読んで、特に「ダサい服は捨てよう、そうすればダサくなりません」と言うところで大笑いしました。出産前はひっつめ髪で夜遅くまで残業するため、「いかに楽か」にプライオリティーを置いて服を選んでしまいがちでしたが、少し意識をシフトしていきたいと思います。さて、増えた分の洋服をさっそく捨てなくてはね!


復職しました。落ち着いた勤務初日。

約1年ぶりに復職しました!保育園からのお呼び出しもなく、元の所属への配属だったのでスムーズな滑り出しでした。大人だけの空間は色々捗るなぁ〜。

今朝は子供にたっぷりハグしてチューしてバイバイ。我が家は旦那が送りの担当で、見送ってから家を出るまでの30分あまりの自由時間でメイクと部屋の片付けをさっと終わらせます。この時間をもう少し効率的に使えるように思案中。電車では、スマホし放題で自分の世界にどっぷり!!これからは行きは仕事の準備に、帰りはKindleで読書またはネットスーパー注文の時間に当てたいと思います。通勤時間が長すぎるのが悩みの種ですが、この点はしばらくは変えられないのでせめて時間を有効に活用したいところです。

仕事は何だかとっても懐かしく、大人だけの環境が新鮮でした。まぁ実際は結構ストレスも多い仕事なのとこれから時期的に一番忙しくなるので、しばらくしたらひーひー言いそうですが。幸い元の仕事をほぼ引き継ぐのですが、1年でも八割忘れている感じだったので、もっと長いお休みだったら復帰後はちょっと大変かなあと感じました。

それにしても仕事あがりのお迎えは胸キュンすぎる、道中は付き合いたての恋人に会いに行くみたいな気持ち。家に帰ってからも案外落ち着いていて、18:20くらいに家に到着、20分くらい授乳しつつラブラブして、歩行器にいれたりしながらご飯の用意、夫も帰ってきて19:30にみんなでご飯、20:30にお風呂で21:00就寝でした。案の定寝落ちしちゃって夫と復帰乾杯が出来なかったのが心残り。ミニボトルのスパークリングワインを買ってきてくれました。

子供に平日は触れ合えない分、休日は買い出しと家事に追われ過ぎず家族で楽しく過ごしたい。そのためには家をまず散らかさないことが肝要なので、忙しい毎日でもできる限り整理整頓を心がけていきたいと思います、部屋が綺麗だと夫も機嫌がいいしね。というそばから子供がおもちゃを散らかすのですがね…。おもちゃ収納についても工夫の余地ありです。

それでは良いゴールデンウイークを!

保育園でお昼寝ができるようになったよ・・!

保育園に預けてかわいそうだなと思うのは、親のスケジュールに合わせて子供にうごいてもらわなければならないこと。私の母親は私の複雑な気持ちを察して「そんなの長い人生のうち一瞬のことだよ、小さい小さい!」と励ましてくれましたが、それでも眠そうなのに保育園に送って行かなければならないのがつらい、今は慣らし保育なのでそのまま寝かせてしまおうかと思うこともしばしば。しかし、実際に仕事に復帰したら眠たそうであろうがぐずろうがその時間には出勤しなければならない。あー在宅勤務ウェルカムな職場に転職できないか・・私、家でももちろん真面目にやりますよ、せめてもう少し近い職場に・・・なんてことも考えつつですが、とりあえず復帰は目前です。なので、保育園でお昼寝ができるかどうかは、私にとって今一番の関心事項です。

最初のころは午前も午後も15分や20分程度で起きていたようです。もともとわが子はややセンシティブなところがあるので、エルゴで寝かしつけて着地するとかなりの確率で失敗するのですが、通っている園は0歳~2歳がワンフロアのため、それなりのにぎやかさがあります。そりゃ熟睡できないよね・・・と親の私がうじうじしていました。

が、通いだしてようやく3週目、午後のお昼寝の記録に「12:50~14:40」の文字が!

午後、2時間弱も眠れているなら、本当に安心します。それからも、「12:15~13:50」、「12:40~15:10」、「12:35~14:30(本日)」とうれしい記録が続いています。ちょうど1歳、2歳の先輩方のお昼寝タイムに合わせて寝つけているようで、子供の適応力と先生方(プロ!)の生活リズムの作り方に関心しました。

あとは復帰後はもう少しお迎えが遅くなるため、夕寝が入るかどうかだなぁ。夕寝がなくても園では大丈夫そうだけれど、家でごはんとお風呂を済ませるまでは体力が持たなそう・・。ひとつひとつ先生方に助言をいただきながら乗り越えていきたいと思います!

今日はこれで、おしまい。

慣らし保育中の時間の活用と保育園への思い

堀江さんの近畿大学卒業式のメッセージを聞いて、ふむふむ、こんな便利な時代なのにFacebookで子供の可愛い写真を投稿しているだけではもったいないよね確かにと思ったので、これまで何度か挫折しているブログを再開することにしました。

過去の挫折したブログは日記的に利用していただけでしたが、これから仕事復帰してワーキングマザーになる予定なので、そのあたりの状況、考えたことなども発信していければいいなと思います。

 

わが家は、0歳の子を自宅近くの保育園に預けて、私が5月から職場復帰です。慣らし保育中は寂しくてなにをしたらよいかわからない、さみしくて、つらい、と聞かされていましたが、家事ははかどるし一人でお風呂に入れるし美容院まで行けちゃうし、「保育園は神である」と思いました。しかも子供とも触れ合う時間もそこそことれるし、料理もちゃんと作れるし、こうやってブログも書けるし・・・もうこのまま一生慣らし保育でもいいんじゃないかと思ったりもします。現実的にはそうもいかないので、この時間を活用するために教習所に通い始めました。ずっと助手席専門で、夫が運転好きなので免許取得の必要性も今までは感じていませんでしたが、子供がいると何かと便利かなと思いまして。夫に転勤の可能性があることも後押ししています、仕事を辞めないと決めたわけではありませんが、雨の日などに保育園に行くのも便利そうだしね・・・。

 

でもあと1週間たらずで子供といよいよ離れるかと思うとついに寂しく、昨日は夜中にしみじみと仏のような顔で寝ているわが子を見つめてしまいました。

信頼できる保育園ならば、預けることはちっともかわいそうではないと思ったけれど、単純に保育時間が長いことがかわいそうだと感じました。親が会社にいる時間以上に社会生活を経験しなければならないのだ、あのちいさなちいさな体で。

頑張れ、頑張ろう。

保育園の園長先生からのお手紙で、園生活は子供の社会生活の第一歩、〇〇家の子供から***保育園の子供へ、そして社会に羽ばたいていける子になれるように園と家庭で手を携えて頑張っていきましょうと書いてあって、なんて素晴らしい・・・!と思いました。どうしても親の所有物のように思ってしまいがちだけど、それは間違っているのだなぁ。しばらくは無理をさせてしまうと思うので、子供の負担はできるだけ少なくなるように、保育園でもお家でも楽しい経験が沢山できるように、親子で成長していきたいと思います。

本日はおしまい。教習に行ってきます!